せどり、電脳せどりをしていると、どうしても使わざるを得ないAmazonというプラットフォーム。
しかも、Amazonは購入者の意見重視なので、FBAなら返品はどんな理由であれ、受け付けつけてしまいます。
正当な理由ならよいですが、悪質な詐欺行為が横行しているようなので、その対処法をブログ記事にしてみました。
電脳せどりブログ目次
付属品だけを引き抜いてAmazonに返品してくるケース
あなたもAmazonせどりをやっているなら、1度くらいあるでしょう。
「×××がついていなかった」という返品。
中古品を扱っている人なら、付属品が欠如しているケースもチェック漏れであるでしょう。
しかし、僕は99%新品しか扱わないので、基本的に付属品がついていないというのは、あり得ないのです。
今回、あるDVDで付属品がついていないとの理由でFBAに返品されてきたので、テクニカルサポートとバトルをしました。
AmazonFBAで知っておいたほうがよいルール
大会社ともなれば、会社に損害を与えるようなことが起こらないよう、内部統制がしっかり整備・運用されているものです。
Amazonも例外でなく、過去にテクニカルサポートにAmazonFBAの内部統制について聞いたことがありました。
初めて聞く人もいると思いますが、僕のブログ読者には、悪質な返品詐欺に対して、泣き寝入りしてほしくないので、
教えちゃいます。
それは、商品がFBAから出荷された時の重量と返品時の重量を測っているということです。
この作業を設けている理由は、Amazonの内部統制機能として、付属品の抜き取り返品詐欺を発見するためです。
今回、僕が受けた悪質返品
今回、返品を受けたのは、この商品です。
大きなポイントの一つ
トラブルが発生した時は、テクニカルサポートと文書(チャット)でやり取りすることがポイントになります。
何かトラブルがあった時に、テクニカルサポートとやり取りするときは、文書でやり取りしてくださいと
コンサル生にもアドバイスしています。
電話だと言った、言わないの世界になってしまうので、文書で残しておくのです。
もちろん、テクニカルサポートと揉めた時に貴重な証拠になるからです。
今回のAmazonとのやり取り履歴
以下に、テクサポとのやり取りを載せますので、あなたがトラブルに巻き込まれた時に役立ててください。
僕 ➡ Amazon(チャット)(その1)
僕 : 注文番号: # ×××におきまして、附属品がついていないとのことで、返品されています。
僕 : FBA倉庫から返品依頼をかけて状態を確認したのですが、シュリンクが全部取られているわけではなく、
一部だけ開いている状態でした。
僕 : もともとこの商品は、付属品も含め、シュリンクで包まれているものであり、弊社スタッフに確認したところ、
目視ですべて附属品はついていたとのことでした。
僕 : 商品の発送時と返品時に重量に違いはなかったでしょうか?
僕 : お忙しいところ恐縮ですが、調査をお願いできますでしょうか?
テクサポ : かしこまりました。
テクサポ : お調べにお時間を要しますため、本件お預かりとさせていただき確認が取れ次第メールにて
ご連絡をさせていただきたく存じますがよろしいでしょうか。
僕 : はい、お時間かかると思われるので、その対応でお願いできますでしょうか? よろしくお願いいたします。
テクサポ : かしこまりました。
テクサポ : それでは調査し確認が取れ次第ご連絡いたしますため、お待ちいただけますようお願いいたします。
Amazon ➡ 僕(その2)
Amazonテクニカルサポートよりご連絡いたします。
また、回答までに時間がかかりましたこと誠に申し訳ございませんでした。
お問い合わせいただきました、注文番号:××× の返品につきましてご案内いたします。
担当部署へ確認いたしましたところ、当該ご注文につきましては出品者様の商品のみに限らず、
ほかの出品者様の商品と合わせて出荷されておりました。
そのため、大変恐縮でございますが出荷時の重量の確認が致しかねますことご容赦いただきますようお願い申し上げます。
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選択理由:付属品や特典が不足している
コメント:タオルとドリルが付属しているはずなのにタオルしか入ってない。
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この度のご注文商品につきましては、上記理由にて返品を承っております。
当サイトでは購入者様の返品理由を重視しておりますため、この度の理由の場合、
購入者様のお手元へ商品が着荷した時点で付属品が欠品していたと認識いたしております。
また、返送されました商品が納品時と同等の商品状態か否か、返品理由が妥当か否かなどにつきましては
返品受付センターでは判断致しかねておりますことご了承ください。
出品者様のご要望に副えず誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
上記蛍光マーカー部分は、テクサポ担当者のミスですね。
僕に論破される隙を与えてしまいました。
こういうことがあるから、文書でやり取りしたほうがよいのです。
やるべきことをやっていない、そして、他部署への責任のなすりつけ。
ぶっちーーーーーーん
切れちゃいました。
僕 ➡ Amazon(その3)
>購入者様のお手元へ商品が着荷した時点で付属品が欠品していたと認識いたしております。
ということは、FBAの倉庫で紛失したという理解でしょうか?
先に書いたとおり、この商品はシュリンクで包まれているものであり、FBA担当者が入荷の際に、
破れていたら気づきますよね?(気づくぐらい大きな破れです)
御社としては、FBAで受領した際に、正常な商品として受領したわけですよね?
正常な商品として受領したのなら、その後の管理責任は御社にあるのではないでしょうか?
ですので、出荷時と返品時に重量を図ることのルールが御社のほうではあるのですよね?
当社もお客様にクレームを受ける、返品される、ような商品を販売してもメリットないので、
出品時に現物チェックをしております。
なお、当商品、他のお客様にも販売しておりますが、他のお客様からはクレームや返品を受けておりません。
今回の返品が悪質な付属品抜き取り返品か否かは、FBAに入庫した後は、御社が管理すべきものです。
出荷時及び返品時に重量を図ることのルールになっていることは知っています。
今回は、それを実施していなかったのでしょうか? それをやっていれば、こういう結果にはならなかったのでは
ないでしょうか?
正常な商品としてFBA受領した後に、発生した問題について、当社が責任を持つ理由が理解できません。
>返品受付センターでは判断致しかねておりますことご了承ください。
セクションが分かれており、業務も異なることは理解していますが、同じ会社なのですから、連携を図って、
再度調査をお願いいたします。
Amazon ➡ 僕(その4)
ここで担当者が変わりました。
面倒なやつが来たと思ったんでしょうw
Amazonテクニカルサポートへお問い合わせいただきありがとうございます。
このたびは当サイトのご利用にあたりご不便おかけしており誠に申し訳ございません。
商品の付属品の件についてご案内いたします。
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商品名:映像で学ぶ! はじめてのブルーエンカウント(初回生産限定盤) [DVD]
SKU:
ASIN: B01I2VI474
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上記商品の不足している付属品について、フルフィルメントセンターに付属品のみが残されていないか調査を依頼いたしました。
確認でき次第ご連絡いたしますので、今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。
Amazon ➡ 僕(その5)
Amazonテクニカルサポートへお問い合わせいただきありがとうございます。
このたびは当サイトのご利用にあたりご不便おかけしており誠に申し訳ございません。
返送商品の付属品欠品についてご案内いたします。
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商品名:映像で学ぶ! はじめてのブルーエンカウント(初回生産限定盤) [DVD]
SKU:
ASIN: B01I2VI474
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上記の商品について、出品者様へ返送された商品に付属品のドリルが不足しているという問題をご報告いただきました。
出品者様にはご迷惑ならびにご不便をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
本件につきましては、Amazonより出品者様へこの欠品物に対する規定価格分を補てん対応させていただきます。
これは、購入者様へご連絡しても返答のない可能性があり、また購入者様のお手元に付属品があった場合も、
その付属品を出品者様へ再送付する手間がかかるためです。
欠品物に対する以下の交換価格を出品者様のアカウントへ計上させていただきますので、
反映まで今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
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補てん金額:2500円
※補てん金額は、Amazon サービスビジネスソリューション契約、破損・紛失商品の返金ポリシーに基づいた価格を適用し算出されています。
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上記補てんにつきましては、出品者様のペイメントの「その他」の項目へ数日後に反映されます。
お手すきの際にご確認いただけますようお願いいたします。
結果として
論破しました!
今回は、補填金額なんて、いくらでもいいんです。
補填金額で儲けたとか、そういう話ではなく、Amazonに不用意に返品を受け付けると会社に損害を与えることになるよ、
というのを少しでも分かってもらえたこと、そして泣き寝入りはしなかったことが成果です。
本日の電脳せどりブログ記事のまとめ
せどり、電脳せどりをしていると悪質返品詐欺に出会うことでしょう。
でも、悪質返品詐欺に対し、泣き寝入りをしてはだめですよ!
Amazonの購入者重視の姿勢は、ちょっと行き過ぎだと思います。
だからこそ、必ず何かしらの解決方法があります。
あなたがもし僕と同じようなケースに出会ったら、今回のブログ記事を役立ててください。
悪質返品が横行しているようなので、セラーから沢山のクレームがくれば、
大会社のAmazonも、悪質返品への対応を変えるかもしれませんね。
P.S. 若い人はFBは知らないかも・・・
ほんじゃ、またブログ更新します。
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大変ためになる記事でした。ありがたく拝見させていただきました。
Harumiさん
こんにちは
うれしいコメントありがとうございます。
うれしい感想もらえると、記事書いてよかったなーって思います。
これからも、皆さんのためになる記事を書いていきますので、
またブログに遊びにきてくださいね。
ともやん
こんにちは。すごいですね。共感します。あなたのようになりたいです。
住田シンタロウさん
こんにちは
うれしいコメントありがとうございます。
みんなが稼げるように、良い記事書いていくようにしますね。
またブログに遊びにきてくださいね。
ともやん
最近抜き取り被害にあい、こちらを参考にAmazon側とメールのやり取りでバトルしましたが、抜き取りを認めて貰えませんでした。
もちろん、重量を測ってる下りなど、同じ言い回しで攻めてはみたのですがダメでした。
ちびころさん
こんにちは
その悔しさ、お気持ちお察し申し上げます。
★アマゾンは出荷と返品の際に重量を測っていることを認めていましたか?
アマゾンが保障しない場合、まず、アマゾンにこれを認めさせることが必要になってきます。
そして、認めたら、差があったのかなかったのか、を答えさせます。
もちろん、ここで認めたら、抜き取りがあったことなので、保障させましょう。
★もし対象品がCDなどの場合、メーカーに商品を送れば証明書を出してくれます。
メーカーはロット単位で製造しており、その商品を送れば、いつ製造されたものか、メーカーは容易に把握できます。
そして、メーカーはディスク1枚抜けていても分かるほどの、精度の高い測りを持っていて、すべての商品はその測りを
無事通過したものだけが出荷されています。
したがって、メーカーに出せば、いつ製造されたかのデータが残っていますので、そのデータ内の商品であれば、
ディスクは抜けていないということになりますから、その証明書をアマゾンへ提出してみてください。
疑問点があれば、またいつでも、質問してください。
ともやん
ともやんさん
コメントありがとうございます!
発送前と返送時の重量を測ってる事はみとめてました。
しかし抜き取りについては保証できないと言われてしまいました。。
Amazonからの原文をご参考までに貼ります。
もしこの記載に問題があれば何日かして消した方がいいかもしれませんね。
〜以下原文ママ〜
こちら改めて担当部署に補てん可否について協議をさせていただきましたが、
大変恐れ入りますが補てん不可の判断となりましたことを、ご報告させていただきます。
調査の際、担当部署では出荷や返送の際の商品重量を用いて、状態の確認を行わせてはいただいておりますが、発送時重量、
返送時重量の違いも含めて重量情報については開示出来かねますことを、ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
また、重量情報はあくまで配送の記録として残しているものであり、抜き取り補てん可否の判断として残しているものではございません。
※ただし、抜き取り補てん可否の判断の際に重量情報を使用することもございます。
出荷時と返品時に重量を図るルールを設けたことにつきましても、倉庫での管理上データは適切に管理しているものの、
やはりこちらにつきましても情報の開示はできかねるものとなりますことを、何卒ご理解賜りますことをお願い申し上げます。
また、商品の入荷時の確認に関しましては、ご納品された商品が受領されたとしましても外見からでは正しく判断できかねる場合もございますため、
必ずしもAmazon.co.jpに受領された商品が正しいものとも限りません。
Amazon.co.jpではあらゆる可能性を想定し客観性のある情報から判断をさせていただいた結果となり、
本注文番号においては抜き取りをされたという結論には至らないことを、何卒ご了承下さい。
もう一つ忘れてました。
問題の商品は、中国から付属品とセットで輸入して販売しており、メーカーとしては私の販売店という事になると思います。
なので、証明となると難しいですね。。
そしてこの付属品はオマケではなく、本体を使う上で必要な部品になります。
おまけにこの付属品は本体と一緒に私の方で用意した包装袋に入れてパッケージにしており、私のほうとしても発送前に厳重に検品して発送してます。としか言えず、弱いのかもしれませんね。
ちなみに抜き取りは今回Amazonに相談してた件と別に最近もう一回別の人にやられてます。。
同じ商品です。
これが解決するまで保留にしてますが、今回ダメならこれもあきらめざるを得ないかなという感じですね。
ちびころさん
こんばんは
続きの書き込み、及び、アマゾンからのメール、ありがとうございました。
2回もやられるとなると、その付属品は貴重品なんですね。
文章を読ませていただくと、ちびころさんがパッケージングしているようですので、その時の写真を撮ることは困難でしょうか?
FCに送る前に、きちんと商品はセットで揃っていた写真は、極めて重要な証拠になるかと思われます。
なお、1つ1つ撮る必要はないかと思います(1回、複数角度で撮っておけば、使いまわしができるかと思慮します)。
私は、新品せどりがメインですので、中身を開けて写真を撮るということが絶対にできない状況で立証しなければならないので、結構大変ですが、
ちびころさんの件は、写真を撮っておけば、今後、アマゾンへの強い証拠になるかと思います。
また、当該商品が狙われやすいのであれば、商品説明に「出荷時にすべての商品について写真を撮って残しております」とか書いて、
悪質購入者を牽制するのも効果あり、かと思われます。
最近、「シリアルナンバーを控えております」とか書いているセラーの方、多くなってきたと思います。
やはり、自分の身は自分で守る!って感じでしょうか。
アマゾンは購入者重視過ぎですからね。
良かったら、一緒に対策を考えていきましょう。
ともやん